K権の独立、向精神薬の副作用など

〇K権の独立について

 K権の独立とは、K権が他からの不当な影響を受けることなく、行使する者の良心に従って独立して行使されるとする原則である。特に、政治的な圧力を受けてK権の行使が影響を受けることになってしまっては、司法権の独立が崩壊してしまうからである。ゆえに、不告不理の原則の下においては、司法権の独立は、いかにK権が独立して行使されるかということにかかわってくるのであり、K権の行使においては、司法権の独立の精神ができる限り推求されなければならないのである。

 一方、K権は行政権の一部であり、K権の行使に当たっては、内閣が連帯して責任を負い(責任政治の原則)、統一的な国家意思が示されなければならないのであり、K権の独立は、他からの不当な影響を受けないという側面と、国家の統一的な意思を表示するという側面を調和させて実現されなければならないのである。

公認心理師試験では、「連携」がキーワードになる。

向精神薬の副作用

 錐体外路症状・・・アカシジア(静座不能)、パーキンソン(震戦症状)など

抗うつ薬

 依存性はない。

 3環、4環では、抗コリン作用(動悸、いきぎれなど)が強かったが、現在の抗うつ薬は、抗コリン作用が少なくなっている。

抗不安薬

双極性障害 

 躁状態においては、自分は何でもできるというような自分の力を過大評価するところがあったり、攻撃的な言動が出てくるようになったりする。

〇過労死

 過労死の多い業種としては、10年間連続で運送業が第1位であり、今後も状況は変わりそうにない。これに続くのが製造業である。

 過労死として定義されるのは、心疾患、脳血管障害等である。