◯大内刈り
①引手は、斜め後ろ下へ押す。釣り手は、固める。目線は胸から通過して床を見る。左足の爪先は、相手に向ける。右足は、斜め上に刈り上げる。引手、刈り足、釣り手で三角形を作る。畳を強く蹴る。
②両手を広げて(上に上げて)、スペースをつくって、入って、両脇を締めて、相手よりも低い姿勢で、相手にぶら下がるように体重をかけて、低い姿勢であしをかる。
大外刈、大内刈、大外刈の連絡技が有効。
一本背負いは、下からアッパーカット。左の一本背負いは、一旦、身体ごと左に振って、そこから左足を蹴って、左足を軸に回転して走るように投げる。
◯体落とし
崩しの方向を前隅にする。右足は、出して引っ掛けるだけにする。
◯支え釣り込み足
釣り手側に引っ掛けたら、すぐに右足を着いて、相手を押し倒す。そのとき、走って、引手を押すようにする。つまり、崩して押し込んで倒す。
軽量級は、右足をカギにして引っ掛ける。身体は、相手に胸を合わせるのではなく、左側にすり抜けるようにしてかわして投げる。投げられなかったときは、戻って大外刈などにつなげる。
◯払い腰
崩しの釣り手は、脇を開いて、肘を上げて、手首を緩める。大外刈や内股のときも同じ。
刈る足は、足首(甲側)を伸ばす。手首と足首は連動している。
◯袖釣り込み腰
釣った方の腕はたたむ。
◯内股
右足、左足を踏み込む場所は、相手の股の下に深く踏み込む。
ケツ股は、左足を右足の前につける。右のケツを相手の下腹部に「うっ」と声が出るくらいに当てて、相手の右足を刈る。
◯打ち込み
戻ったときに、本来の構え合った位置に戻る。投げたあとは、投げた姿勢をキープできるくらいの余裕を持つ。